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「ほら、立てたでしょう? 人間、その気になれば何だって出来るんですよ。私が良い例じゃないですか。か弱い美少女でしかない私が、悪逆非道の涼宮さんをこうしてお仕置きしているんですから。やってやれないことはないんです。そうでしょう?」
「む、むぐ、んぐ……」
 ボロボロと涙を流しているハルヒの頬に、みくるは手加減抜きで平手打ちした。 ハルヒの頬を伝っていた涙が弾け飛び、彼女の髪が風に吹かれたように舞い上がった。
「私、涼宮さんに聞いているんですけど、何で無視するんですか? そんなに私のことが嫌いなんですか?」
 ハルヒは泣き濡れながら首を振った。ヒクヒクと肩まで震わせており、もはや完全に心を打ち砕かれているのは明らかだった。
「泣いてないで、早く全裸になってください。あんまり何度も同じことを言わせないでくれます?」
「うぐ、ぐ……っ!」
 ハルヒは嗚咽を漏らしながら自分の制服に手を伸ばした。
 電気の痺れのせいか、その動きはひどくぎこちなかった。あるいはあまりの状況に頭が混乱しているのかも知れない。どちらにしても、みくるは全く同情する気持ちを抱かなかった。
 上着を脱ぎ捨ててブラジャーとスカートだけになったハルヒは、手を止めてその場に固まった。さすがにそれ以上脱ぐのには躊躇してしまうようだった。スカートの下に履いていたショーツは、すでにハルヒの口の中に押し込まれているのだ。スカートを脱げば股間を晒すことになる。それがハルヒを躊躇させているのだろう。
「ねえ、涼宮さん」
 みくるが感情の篭っていない冷めた声を出すと、ハルヒは全身を大きくビクリと震わせた。
「何を恐がっているんですか? 大丈夫ですよ、私は貴方に酷いことなんてしません。全裸になってくれればですけれど。……なってくれますよね?」
「ううぅ……」
「どうしてそんなにも拒むんですか? 同じ女の子同士じゃないですか。何を恥ずかしがることがあるんです? いい加減にしてくれないと、怒りますよ? っていうか、さっきから苛々してるんですけど、分かってます? このままじゃ、涼宮さんは大変なことになりますよ? 死にたいんですか? 楽に死ねるだなんて思わないでくださいね。苦しみ悶えながら殺してあげますから。それが嫌なら、どうすればいいか分かりますよね?」
「ひ、ひぐ……うっ、う……」
 ハルヒは震える手をブラジャーに掛けた。

2010.01.12 
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